富士見ミステリー文庫より、「待ってて、藤森くん!」
感想:実に富士ミスぽかったです。
主人公、藤森里美は10年前に約束を交わした。その約束の相手を連想させる相手が自分の通う学校にいたって話し。すごく単純にまとめるとそんな感じ。
でもとりあえずそんな設定おかまいなし。結局その相手なのかどうかも判明せずに終わっちゃったし(笑)
さらには新しい伏線も出してくるし。
友人だと思われるクラスメイトはどうやら裏があるみたいだし。
幼馴染の少女と里美はどうなるやらって感じだし。
その前に生徒会長が思い出の女の子なのかどうかははっきりさせて欲しかったし。
素の生徒会長はめちゃくちゃベタだし。しかし、そのベタなところがすばらしくいいんだけどね(笑)
とりあえず、あまりにも富士ミスな感じの本だった。
間違いなく2巻が登場する流れなので、次巻も楽しみに待ちますかね。
評価:★★★☆☆☆☆
